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読書と散歩と雑巾がけ

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冷蔵庫を開けると大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきたのでナイフでするすると皮をむき、こうして美味しくいただいているわけですが果たして美味しくいただいているのか。

先日わたしは膝から崩れ落ちました、こころのなかで。

甥っ子が洗った桃を片手に居間にはいってきたかと思えばおもむろに、新聞が重ねてある場所から広告を一枚とりだしてテーブルに敷く、そしてそのうえから桃にかぶりつく、食べ終えたあとの種と皮を広告の紙でそのままくるりと包んで出て行く、そんな鮮やかにして美しい一連の流れを目にしたわけです。

桃のシミは落ちないから服につけないようにねと母に言われながらわたしもそんなふうに、広告の紙を広げて桃に挑んでいたことを懐かしく思い出し、どうして自分の息子にそれを教えなかったかと、地団駄をふむ思い、少々乱暴でもカタチのあるものをそのカタチのまま食べる楽しさは、そのまま食べてみないとわからないこと、こんなふうに「はいどうぞ」的にだされてササッと食べるなんて。

「ねえ、桃の話なんだけど、どんなふうに食べてる?もしもし」
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by dance3e | 2013-08-19 14:38 | ごはん | Comments(0)
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