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読書と散歩と雑巾がけ

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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「騎士団長殺し」は夢中でというより、ちょいちょい過去の村上小説が顔を出してきて、例えばメンシキさんはジャガーかなるほどメンシキさんはシルバーでなくちゃねやはりね、松本人志は絶対に黒のジャガーしか乗らないけどね、「私」はそうかカローラか、もちろん空気圧なんて計らないよね、五反田くんもスバルに乗りたがったけどダメダメ、呪われたマセラティでないとね、で、プリウスは「ギルモアガールズ」の卒業式でおじいちゃんが卒業祝いに学校の駐車場にリボンをかけて置いといてくれたクルマ、でもみんなが揃いも揃ってプリウスをプレゼントにチョイスしたものだから、駐車場がプリウスだらけだったよね確か・・などとくだらないことで脱線ばかりしているものだから読むのに時間がかかってあたりまえ。

読み終わってしばらくは小説を読む気分ではなかったけれど、確認したかったところだけパラパラ、それでも読み返すのは違う気がして「頭をぶちぬかれないほうがいい理由を言ってみろ」とか「急がないとハラワタ飛び散るよ」などとオット相手にセリフの練習をしては「もうプリズンブレイクみるのはやめたほうがいい」と忠告されているような次第です。

そんなわけで「パンとスープとネコ日和」をみました、面白くはないけど、のんびりできてよかった、体操頑張ります。

「騎士団長殺し」を語ることはとてもできないけれど、いつも文庫で読んでいた世界の終りを、繭を背負って穴に入る男の絵が描かれている緑色の単行本で読んでいた世界の終りを、今度はピンクの古いやつで読み返してみようと思います。



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by dance3e | 2017-03-29 16:20 | ほん | Comments(2)
Commented by blackarch at 2017-04-03 18:46
このデザインが一番好きというか、色々なヴァージョンがありすぎです。
Commented by dance3e at 2017-04-04 11:05
昼間には「ハードボイルド」を
寝る前には「世界の終わり」を読んでいます。
眠る前の「世界の終わり」の世界は格別で
こんなに素晴らしい文章だったかと
新鮮な驚き。

獣たちについてですが

「打ち消すことのできない親密な記憶の絆がしっかりと結び合わされているように見える」

もうこれだけで、涙が溢れそうになりました。
春樹さんの揺るぎない哲学に、胸を熱くしています。
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