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読書と散歩と雑巾がけ

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カテゴリ:ほん( 180 )

それらの本によって僕は形づくられてきた

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僕には小説の師もいなければ、文学仲間みたいなものもいなかった。だから自分一人で、独力で小説の書き方を身につけてこなくてはならなかった。自分なりの文体を、ほとんどゼロから作り上げてこなくてはならなかった。そして結果的に、優れたテキストを翻訳することが僕にとっての文章修行というか、文学行脚の意味合いを帯びることになった。(村上春樹)

***

春樹さんのおかげでフィッツジェラルドに出会い、カーヴァーに出会い、カポーティーに出会うことができました。

春樹さんがいなければイシグロの本を手に取ることもなかったでしょうし、マッカラーズも柴田さんも知らずに生きていたのかもしれないです。それはどんな人生だったろう、などと考えることもないですね。とにもかくも出会ってしまったのですから。

もちろんそれは幸運なことでした。



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by dance3e | 2017-03-19 14:43 | ほん | Comments(0)

騎士団長殺し読了

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朝目が覚めるのが楽しみだった「騎士団長殺し」、時間をかけて少しずつ読んでいたのに、終わりました。




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by dance3e | 2017-03-14 13:47 | ほん | Comments(4)

セールス電話と闘いながら

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たった今、第1部「顕れるイデア編」を読み終えました。

週末の疲れが出たのか朝の散歩もダルくて中止、今日はもうなにもしないと決め、こたつで「団長可愛いな」とか思いながらようやく、一冊目を読み終え大きく伸びをしたならお昼になりました。

大塚製薬と共同開発したなんとかいう美容液の説明をする若い女の子からの電話、スピーカーにして流しっぱなしにしておいてその横で本を読んでいても構わないような話しっぷりだったけれど、それが彼女のオシゴトなのだと思うと無下なこともできず。

自宅電話のほうには「だからなに?はよゴハン食べ」と言いたくなるような要件がほとんどで、撤去してはどうだろうと思うのだけれど、それによって何か不都合なことが起こりはしないかと、なかなか踏み切れずにいて。

日曜の読書欄にはやはり「騎士団長殺し」の紹介がありました。

危ない危ない、わたしにはわたしの読みかたがあるし、楽しみかたがあるしで、他の人の感想を知りたくなるのはまだまだ先のこと、とにかく今は電話とネットの情報に気をつけよう。




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by dance3e | 2017-03-06 12:49 | ほん | Comments(2)

ちょっぴり忙しかった火曜日と騎士団長殺しの装幀

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いつになく来客が続いていて、アレコレと作業しているとあっというまに時間がすぎてしまい、さて夕食をと冷蔵庫をチェックしてみるも寒風吹き抜けるばかり、ない、なにもない。

いやキャベツとかジャガイモとか玉ねぎとか人参とか、基本的な野菜はそろっているのだけれど脳みそがそろっていない、なにも浮かばない、ということで、とうとう粉モノにはしる。

死ぬほど季節感のない夕食、が、突然ツマに小麦粉は食べないと宣言され、厳しい制限下に置かれていたオット、帰宅するとすでに玄関のドアを開けたあたりで「この匂いは」と、叫ぶ。

目のまえに小麦粉が、小麦粉のかたまりがジュウジュウと、食べていいのよと、横たわっているシアワセを噛みしめるオット、不憫でならない、そんな昨夜、シアワセはこうして作っていくものなのよと、鬼のような手抜きごはんを食べさせられた挙句に能書きタレられるオット、不憫でならない、そんな昨夜。


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カーサブルータスの「騎士団長殺しの装幀が生まれるまで」という記事を読んだのでメモ。

普段なら著者とは会わずに装幀を考えるところを、春樹さんの場合は直に会って綿密に打ち合わせをする、春樹さんがどう思っているかを聞くことから始めるのだそうです。そして今回はまず「剣だろう」と春樹さん、実際にはこの世にない剣ということでリアルなタッチのイラストで。

描いたのはイラストレーターのチカツタケオさん、2冊あるので洋剣と和剣が描かれているのですが、洋剣には羊の紋章、これはチカツさんのアイデアで、春樹さんも「面白いね」と。原画は1メートル近くもある大きなもので、それを前に春樹さんとみんなで意見をかわしながら形にしていったそうです。

原画はどんなに素晴らしいだろう、見る機会などないのだろうか、想像するばかり、悶々としてしまいました。

わたしが気になっていた章タイトルにつけられている飾り、丸と三角と四角は、仙厓義梵という江戸時代のお坊さんの絵からイメージされたとのことで、謎がひとつとけました。

素材としては表紙をキャンバス地のような「サガンGA」という紙に、帯は木炭紙のような質感の「ポルカレイド」、読んでいる人が絵画の世界に触れているような感覚になればとのこと。

「春樹さんは本作りを楽しんでいる、そして厳しい」という言葉にも、あらためて本を作っているすべての人へと思いを広げるきっかけになりました。


余談

息子が大学時代、浮世絵を研究しているという先輩の院生のかたのお手伝いをしていたことがあったのがきっかけかと思うのですが、日本画を描き始め「とても難しい」と言っていたことを、懐かしく思い出しています。



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by dance3e | 2017-03-01 10:43 | ほん | Comments(0)

騎士団長殺し

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新刊を手にしてページを開くこともなく、ただただ眺めているよ。


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まだまだ眺めている。




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by dance3e | 2017-02-24 10:46 | ほん | Comments(0)

MONKEY vol.11

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村上新刊のまえにはコレと決めていた「MONKEY」届きました。




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by dance3e | 2017-02-15 13:22 | ほん | Comments(0)

白い世界とハタハタと日曜日の紹介本

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スクリーンを開けると白かったきのう。


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おすそ分けにいただいた「ハタハタ」を煮ました。

なぜかウロコがないハタハタ、頭と尻尾を落とすと泣きたくなるくらい小さくなってしまうハタハタ、滅多に手に入らない新鮮な生のハタハタ、美味しかったですありがとうござます。


本日の新聞、日曜日の紹介本で気になったのは、小川洋子の短編集「不時着する流星たち」と、「アラバマ物語」の20年後を描いたというハーバー・リー「さあ、見張りを立てよ」。

***

美しいものの中に隠された、ある種のいびつさ。それを見つけた時に「書きたい」と思う。そのいびつさこそが、人がこの世にとどまっている最後の砦じゃないかしら。

(小川洋子)



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by dance3e | 2017-02-12 10:08 | ほん | Comments(0)

小説が読みたい

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「この袋に入ったカンカンのやつ、食べてもええやつなん?」

キッチンにある食品ストック用の引き出しから、おやつ的なものを探してたらしいオット、「それはバレンタインのチョコレートだから見つけんといて、ほんでまだ食べんといて」でした。

小説は、全く読んでいなくて。

Kindleで読んだのは、永井宗直「禅の坊さんぼやく。そして学ぶ」鈴木真奈美「シンプルな生き方」ドミニック・ローホー「屋根ひとつ お茶一杯」ジョシュア・ベッカー「より少ない生き方」、ライフスタイルとかメンタル的なエッセイばかり、「すごいね」と感心するか「そうよね」と共感するかしておしまい。

わたしは小説から、ウィリアム・L・スタルを引用するなら「すべての人の人生において重要なことについて」知る。すべての人の人生において重要なこととしてカーヴァーは「愛、死、夢、望み、成長、自分自身の、そして他人の限界と折り合いをつけること」と。



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by dance3e | 2017-02-09 13:07 | ほん | Comments(0)

もう一度 倫敦巴里

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お昼に届きました。

ということで、まずは川端康成「雪国」のパロディから、楽しい午後を過ごしていますありがとうございます。


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そこには村上春樹もあって、本人が読んだなら「今ならもっと上手く書くことができると思うんだ」とか言いそうな感じ、ちなみに村上龍の「雪国」は、和田さんも人が悪いですね(素晴らしすぎる)、爆笑でした。こんなふうに作家を並べると、自分の好みがはっきりするもので、サリンジャーとかチャンドラーなんか、やっぱりいいな。

世界の映画作家たちがイソップの寓話「兎と亀」をテーマに映画を作ったら、も少しずつ読んでいますが、映画に詳しくないわたしでもすごく面白くて、「ああ、ありそうありそう」と、ひとり声出して笑ってしまって。


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by dance3e | 2017-02-03 15:58 | ほん | Comments(0)

40年ぶりの笑い

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積水ハウスさんがわらわらとやってきてテント設営、結婚式のときに終始爆泣きしていた友人である神主が、神主のような顔をして地鎮祭をとりおこなっていたのをバードウォッチングをするふりをしながらウォッチングしていたのですが、工事が始まったようです。鳥たちは平気なのか、気になるところです。

先ほど届いた河野道和さんの「考える人」メールマガジンに、和田誠、1977年初版の伝説的名著「倫敦巴里」が未収録作を加え、「もう一度 倫敦巴里」としてついに復活!今年最高のプレゼントを新年早々手にした、と。

今年最高のプレゼントといえば村上の新刊ではないかこらあ、などと思いながら読み進めていくと、なんだか知っている、本は持っていないのに知っている、でも断片的にであって記憶がまとまらない、とにかくこれは「最高のプレゼント」の匂いがする、ということでネットでポチ、明日には届くでしょうか、楽しみ楽しみ。

余談

まくらの旅、終わりそうです。




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by dance3e | 2017-02-02 12:47 | ほん | Comments(0)