ブログトップ

読書と散歩と雑巾がけ

dance3.exblog.jp

カテゴリ:ほん( 190 )

来るべき作家たち(本棚の整理)

e0327905_07445572.jpg

名もない作家たちは誰も、人知れぬ瞬間に誕生してきた。名もない作家のまま世の中に登場しない場合もあり、名もない作家が一夜にして有名になることもある。デビュー作、次の作品・・作家はどう持続してゆくのか。


e0327905_07495062.jpeg


e0327905_07500690.jpeg


e0327905_07502695.jpeg


僕の書く小説のテーマというのは、こっち側の世界とあっち側の世界というオルフェウス的な、冥界と地上という二重性、その繋がりかたをめぐっての小説なんです。僕の書きたいことは、実にはっきりしている。(村上春樹)



[PR]
by dance3e | 2017-07-13 08:02 | ほん | Comments(0)

土井勝の家庭料理

e0327905_10513612.jpg

初めて買ってもらった料理の本はコレでした。

土井勝「土井勝の家庭料理」、カバーもいつのまにかなくなってしまいましたが、買ってくださいとお願いしたわけではなく、中学生になったわたしにある日突然「これをよく読んで、一品ずつ作ってみなさい」と与えられたものです。

最初に土井勝先生の「これだけはぜひマスターしてほしいと願う家庭料理です」的なことが書かれており、まずはおまえがマスターしろよと母には言いたかったけれど、まだ「小公女」を読んでは涙するような娘だったので「わかりました」と。


e0327905_11035852.jpg

e0327905_11043620.jpg

e0327905_11045502.jpeg

果てしなく昭和メシ、今の料理本と比べるなら地味にもほどがありますが、これがわたしの料理の基本になっているので、わたしの知らないスパイスやハーブや野菜で作られたよくわからない料理がワッサーと盛られた料理本を見ると「どうなっておるのだこれはなんなのだ」と、気ぃ狂いそうになります。

麺料理のカテゴリーには「素麺とうどん」しかないです。パスタのパの字もないです。でもきつねうどんのお揚げさんがとても美味しいんですよこれが。

そういうところも子供はしっかり見ているのでしょうか、ワカゾーくんの筋金入りのアナログっぷり「こんな母ですまない」と詫びたい気持ちでいっぱいです。


e0327905_11265057.jpeg

大人になって一度だけ土井先生にお会いする機会があり、それはそれは不思議な思いがしました。



[PR]
by dance3e | 2017-07-07 11:27 | ほん | Comments(0)

6月の終わりの読書と刺し子と小玉スイカのゆくえ

e0327905_15310205.jpg

オット、今夜は友人たちとの食事会、ということで、Kindleでもよかったのですが、やはり買いました、表紙の写真がいいですね。


e0327905_15352362.jpg

仕上がりまでもう少し、ついつい根を詰めてしまうので、意識してお茶をいれたり、読書に切り替えたり、台所に立ってみたりと、使える間に時間を、自由な時間を満喫中、で、小玉スイカの小玉がメキメキと育っていて「ストッキングで吊っているのをみた、ストッキングをだして」というオット、ストッッキングで吊られたスイカの姿など見たくない。

「いやだ」と抵抗するわたしに黙りこんでいたので諦めたかと思っていたなら小玉スイカが白い。こないだ食べたメロンが包まれていた緩衝材というか、あの白い半円のアミアミ状のやつで吊られていた。思いもつかない角度から思いもつかない技を繰りだしてくれるオット、すまない小玉スイカ_| ̄|○





[PR]
by dance3e | 2017-06-30 16:16 | ほん | Comments(0)

考えない人

e0327905_09434189.jpg

なにも考えたくない朝、例えばサンドイッチのレタスがワッサーとなっていることとか、サンドイッチにサクランボを一個だけ乗せてしまったこととか、朝っぱらから写真をとってブログを書いていることとか、そんなことどうだっていい、サンドイッチは美味しいし、サクランボはシアワセな気持ちになるし、コーヒーは美味しいし、誰に頼まれて書いているわけでもないし、そんなことはどうだっていい、どうだっていいそんな日に読むには宮沢章夫「考えない人」が良いかもしれない。



[PR]
by dance3e | 2017-06-29 09:56 | ほん | Comments(0)

啓蒙かまぼこ新聞

e0327905_10373198.jpg

ワカゾーくんが「ところでさ」と電話でいう。

リリパットアーミーってビデオ、うちにあったよね、という。

遠い記憶の引き出しがスコーンと開く、リリッパットアーミー、あったよあった、劇団の名前だったかな、演劇にはとくに興味はないけれど、いつの頃だっただろう、深夜に放送していたリリパットアーミーの公演が面白くて録画しておいたビデオテープ、ラベルにリリパットアーミーとマジックで書いたものが今でも2階の倉庫にあるはず、VHSだからみることはできないけれど。

「桃源郷」が好きだったなあと遠い目をしながら、そうか、中島らもってもういないのかあ、と思った瞬間「啓蒙かまぼこ新聞」がうちにあるはず、いつ買ったのか、なぜ買ったのか、読んだのか読まなかったのか、忘れるくらいの遠い話で、そこは本棚の整理をコツコツと気の向くままにではあるけれどもおこなっている昨今、発掘しました、村上春樹があとがきを書いているではないですか。

僕の女房は東京生まれの東京育ちで「かねてつのカマボコ」を目にしたことも食べたこともないと書かれている。兵庫県西宮市の平均的市民が大磯井上のさつまあげのことを知らないのと同じだと書かれている。そうだったのか。それなのに春樹さんの奥さんは「宝島」連載の「啓蒙かまぼこ新聞」と「プレイガイド・ジャーナル」連載の「微笑家族」を毎号欠かさず愛読していたというのがすごい。それでいて「かねてつ」という会社の存在に全然気がづかなかったというのがすごい。

中島らもの世界を支持しているという春樹さん「中島らものために原稿を書いている」というと「この旅行前の忙しいときにあなたも暇よねえ」と奥さんにバカにされ、手伝いに来ていた奥さんの妹さんにまで「ああいう何の意味もない純粋な冗談で新聞の紙面とってほしくないのよね」とバカにされたようで、東京の女性がこわい。

にしても、子供というのは自分を取り巻く世界というものを細部までよく観察しているものだと身が引き締まる思いがする。



[PR]
by dance3e | 2017-06-27 11:29 | ほん | Comments(0)

片づけたい

e0327905_10382543.jpeg

シェーン・スー「ていねいな暮らしとオブセッション」佐藤愛子「もったいない病」柴田元幸「エントロピーとの闘い」沢野ひとし「シュレッダーと妻の決意」まで読みました。

面白いです、それぞれの「片づけたい」が。


ちなみにわたしには4人の叔母がいるのですが、たった4人だけのデータですが、料理がとびきり上手な叔母は片づけることが苦手で他人まかせ、いつもモデルハウスみたいに片づいている叔母の料理は食べられたものではないので外食ばかり、なぜバランスよく生きていけないかあなたたち!!です。




[PR]
by dance3e | 2017-06-25 11:13 | ほん | Comments(0)

MONKEY vol.12

e0327905_11055193.jpg
予約していた「モンキー」が、届きました。

まずは「猿のあいさつ」あいさつは大切、柴田さんのあいさつを一生懸命読みます。直筆なのでいろんな意味で一生懸命にならざるを得ないというか、今回は柴田さんの「はじまり」について書かれていたので、秘密をひとつ教えてもらったような気分です。


e0327905_11251101.jpeg
次に開いたのは、やはり4月に行われた村上さんのトークイベントでの「講座」ですが、そこには水丸さんがいらして、ありうることなのになぜか思いもよらなくて、そのせいだけでは説明できないのがこのペンギンのスノードームとペンギンブック、村上さんと柴田さんのことを忘れてバカみたいに泣きました。スノードームの丸の描き出しが右なのねと、指でなぞってまた泣きました。

いつもにも増して読みたいお話やインタビューが満載ですが、今朝オットが「ウナギとポテトサラダが食べたいんだ」と、ダダをこねて出社しましたので、ジャガイモでも茹でながら、ゆっくり読みすすめたいと思います。



[PR]
by dance3e | 2017-06-15 11:42 | ほん | Comments(0)

和田誠装丁物語で脱線

e0327905_13523863.jpg

例のごとく本棚の整理、本日廃棄する一冊を選んでいるわけですが、遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」で悩み、その横にあった和田誠「装丁物語」を何気に開くと、装丁という仕事がぼくの営業品目の中でシェアを占めてきたのは遠藤周作「ぐうたら人間学」あたりからだと、いきなり遠藤周作の名前がでてきたものだから「遠藤さんにはお世話になったんだよ、捨ててはダメだよ」なのか「本を捨てるというのは罪深い行為です祈りなさい」周作のお告げなのか、お昼寝をしたほうが良さそう。


e0327905_14154850.jpg

和田誠さんが装丁した村上さんの本でいちばん好きなのがこのフィッツジェラルドの絵、次に好きなのが「さよならバードランド」のビルクロウ、デニス・ストックがジャズメンばかり撮った写真集の中から一枚をエッチング、素敵だ。

そんなわけで「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック」を読み返したりして、脱線ばかり。

ちなみに昨日の廃棄本は岡希太郎「珈琲一杯の薬理学」でした。岡先生、すみません、ありがとうございました。



[PR]
by dance3e | 2017-06-06 14:29 | ほん | Comments(0)

HARUKI MURAKAMI 9 STORIES

e0327905_09132645.jpg

久しぶりのカエルくん、おはよう。


カエルくんといえば、漫画で読む村上春樹シリーズ全9巻6月刊行スタート!ということで、どうだろう、どんな作りになるのだろう、SWITCH PUBLISHING社の情報をチェックしているところです。


余談

映画「ノルウェイの森」は、ゲー吐きそうになった、気色悪くて。

[PR]
by dance3e | 2017-05-24 09:47 | ほん | Comments(0)

ポパイ6月号

e0327905_23284357.jpg

何気にのぞいたマガジンハウスのサイト、ポパイの表紙がキュートで胸がキュンキュン、買ってしまいそう。

今の若い男の子はクルマになんか興味ないのかと思っていたわたしは「車に興味ないわけないじゃん」にガツン、今の男の子たちってどんな気持ちで乗るのかな。



[PR]
by dance3e | 2017-05-10 23:43 | ほん | Comments(0)